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カビが原因となる床材の変色について教えて下さい。

カビによる変色には以下のような特徴と原因を持ち、現場環境により発生することが多く見られます。

カビによる変色の特徴
・ 色はグレーから黒系色やピンクから赤系色と様々なものがございます。
・ 形状は雲状のものが多いですが、特に定まった形は無く変色部分とそうでない所の境がはっきりしておりません。
・ 大きさは、一定のものは無く時間とともに広がっていくこともございます。
・ 発生場所の多くは水廻り、もしくは湿気の多い箇所でございます。
カビ発生の原因
カビは下地に湿気が多く、気温が暖かい場合、床材の主原料である可塑剤を栄養源として繁殖することがあります。
又、シーミング不良によりジョイント部分より水分が入り込みそこから、繁殖することもあります。

対策
① 変色している床材を接着剤が残らないように剥がしてください。
② 下地を充分に乾燥させて下さい。また水漏れ下地から湿気が上がってないかどうかを確認して下さい。
③ 防カビ剤をカビの発生したところを中心に塗布して下さい。
④ 再施工の際には、エポキシ系の接着剤を使用し、ジョイントのシーリング壁際のコーキングを入念に行って下さい。
⑤ 水などをこぼした際には、なるべく早くふき取るようにして下さい。

以上が現場環境によるカビの発生要因と対応策でございます。
環境を改善しなければ再施工をしても再度カビが発生してしまう可能性がございます。

 

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