試験データは下記の通りです。
【製品名】 フィルム汚れ防止壁紙
【試験方法】 各種薬品に対する24時間後の耐薬品性能を評価及び一般ビニル壁紙との比較
① 各壁紙サンプルを5cm角にサンプリング。
② 台紙にはり、各薬品を壁紙表面に適量塗布。
③ 温度23℃、湿度50%のRH室で24時間放置。
④ その後、表面をJKワイパー(※1)に水をつけて拭き取り。
⑤ 色相変化および状態変化により総合評価を行う。
※1 JKワイパー:実験室で使用する厚手のティッシュペーパー
【試験結果】
薬品名 | フィルム汚れ防止壁紙 | 一般ビニル壁紙 |
次亜塩素酸ナトリウム(6%) | ◎ | ○ |
無水エタノール(99.5vol%) | ◎ | ◎ |
アンモニア水(25%) | ◎ | ◎ |
過酸化水素水(3.5w/v%) | ◎ | ◎ |
ポピドンヨード(7%) | △ | × |
塩酸(9.5%) | ○ | △ |
ベンザルコニウム水溶液(10%) | ○ | △ |
ホルマリン液(37%) | ◎ | ◎ |
クレゾール石鹸液(3%) | ◎ | ◎ |
シンナー(原液) | ◎ | ○ |
ルゴール液(原液) | ○ | × |
アクリノール(原液) | ○ | × |
MEK(原液) | ◎ | △ |
【評価方法】 色相変化および状態変化により総合評価を行う。
色相変化:JIS L 0805に定める汚染用グレースケールを用い、汚染度合いを評価する。
状態変化:目視により外観の状態変化を評価する。
評価項目:◎…変化なし 〇…軽微な変化 △…変化あり ×…明らかな変化
◆上記の試験結果は測定値であり、保障値ではありません。