Q&Aよくあるご質問詳細
ガラスフィルムのフィルム構造・厚み・ハードコートについて教えて下さい。
■フィルムの基本構造 機能性フィルムはポリエステルフィルム(PETフィルム)を基材として、ハードコート層や金属層や粘着層、剥離フィルム(セパレーター)で構成されています。
【ハードコート層】フィルム表面の傷つき防止の為の固い層
【PETフィルム層】ガラスフィルムの基材部分 金属層 金属層によって遮熱性能を持たせたフィルムもあります。
【粘着層】粘着材の層。主にアクリル樹脂系の粘着材が使用されます。
【セパレーター】 粘着層の表面を保護する離形フィルム。粘着面に接している面はシリコンを塗布しています。 ※ガラスフィルムを傷つけないようセパレーターをスキージに巻いて撫で付けする場合は、粘着層側はシリコンが塗布されているため、キズの原因となります。 撫で付けには必ず粘着層と接しない面を使用してください。
■厚みの単位:μ 1μ(ミクロン)= 1/1000mmです。クレアスでは50μのPETフィルムを最も多く採用しています。それに粘着層や、ハードコート層、金属層を加えた全厚で表記しています。
■ハードコート JIS K5400による引掻き試験の鉛筆硬度2Hをクリアしており、施工時や清掃時の表面のキズがつきにくくなっています。従って経年変化による表面の損傷を抑制し長年にわたって美観を保ちます。特に官公庁やコントラクト市場での要望が高い商品です。ハードコートは傷付き防止ですが、通常のガラス掃除のように拭きますと細かなキズがついてしまいます。