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防滑性(C.S.R値)について教えてください

床材の安全性を考える上で防滑性は一つの重要な要素となります。
滑りすぎる床はもちろんのこと、極端に滑りにくい床もつまずきや転倒の危険性があり、空間に応じて適度な防滑性が要求されます。
優れた防滑性を持つ床材の条件とは、乾燥し清掃された状態と、水や土砂が付着した状態で防滑性能の差が小さいこと、
つまり、どのような状況下でも滑りやすさ、つまずきやすさの変化が小さい床材です。

試験方法・・・JIS A 5705 斜め引っ張り試験に準ずる。
東京工業大学の小野研究所が開発した滑り試験機によるOY-PULL法にて試験を行っています。
実際の歩行に最も即している試験方法と言われ、滑り片に実際に使用する履物の底を貼り付け、
80kgfの荷重をのせ、18°の角度で引っ張った時に得られる最大引っ張り荷重を測定し、
その値を積荷重量(80kg)で除した値を滑り抵抗の評価指数としました。

Kgf=1kgの重さの物体が受ける重力の大きさ。
Kgは質量、kghは受ける重力の大きさを表します。

各種床材製品の防滑性試験結果はデジタルブック「FLOOR COLLECTION」の巻末
データをご覧ください。
※浴室床(オフロア・プレーンエンボス浴室使用可能タイプ)につきましてもC.S.R-Bにて掲載しております。

C.S.R=Coefficient of Slip Resistance
C.S.R-B=Coefficient of Slip Resistance・Bath

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