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カーペットの防ダニ剤の安全性を教えてください。

安全性・持続性に優れた防ダニ・抗菌加工を基布の施したカーペットです。

タフトカーペットの第一基布に防ダニ剤『セグロセラ』を施しており、直接防ダニ剤が肌に触れることはありません。

セグロセラは種々の安全性データを取得しています。以下にその一例をご紹介します。


•急性経口毒性試験
マウスにおいて 5000mg/kg(または2000mg/kg) を単回投与したところ、異常や死亡例は認められなかった。

•皮膚一次刺激性試験
OECD化学物質毒性試験方針(1981年)の方法で、ウサギに何ら刺激反応は認められなかった。

•変異原性試験
労働省告示第77号(昭和63年9月1日)の方法で、溶媒対照に比べ復帰変異コロニー数の増加は認められず、突然変異誘起性は陰性であった。

•皮膚感作性試験
モルモットを用いてMaximization法により試験し、皮膚感作性はないものと判定された。

セグロセラとは、石塚硝子の防ダニ剤です。

硼酸とセラミックスとを高温で複合化した防ダニセラミックスで、数μm~数10μmの微粉にしたものです。
セグロセラは、従来の有機系防ダニ剤のように、神経毒でダニを殺すのではなく、またダニが嫌う有機成分を揮発させ追い払うものでもありません。セグロセラはダニの水分調整バランスを崩し、乾燥状態と同様な状態にし、ダニの繁殖能力を弱めることにより、ダニの増殖抑制を行うものです。
その為、従来の有機系防ダニ剤のように揮発成分もなく、密閉された空間でも人間に何ら害を与えず、ダニの増殖抑制を行うことができます。またセラミックス質である為、500℃以上の耐熱性を持ち、不織布・フィルム・繊維などに練り込んでの使用が可能です。そのため添着などで表面に付着させる有機系のタイプに比較して、セグロセラが製品に均一に分散される為、効果の安定性と長い効果寿命が可能となります。

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